小野コラム
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2005/12/14  命を奪うな〜
12月中旬。たぶん、2005年、最後のコラムです。
いや〜、2005年も、もう、残す所、半月程度です。1年経つのが年々早くなる。41才の厄年も、この調子なら、なんとか、無事に済みそうですよ。めでたい、めでたい。いや、あと、3ヶ月、油断は禁物かな。最近、あれ、地震かなっと思うと、自分が小刻みに揺れてたり、軽い、めまいとか、たまにあるし、膝も痛いし、腰も痛いし、いきつけのマッサージの兄ちゃんが、あらあら今日もパンパンですよって、いつも言うし、お酒も、大した量じゃないのに、最近、すぐ気持ち悪くなるし、まあ、普通の人に比べたら、結構、飲んでると思うけど。年末年始に向けて、体調管理に気おつけます。ただ、中々、色々と忙しいんですよね。今年も、新しい仕事などで仲間が沢山増えました。よって飲む場も増え、肝臓も大変です。おや色々と忙しいって、飲み会かよ。まあ、仕事も沢山しています。嘘じゃないですよ。ですからコラムも、次は、絶対に成人式が終わった頃の年頭の挨拶に決まっています。うん決定しました〜(鬼嫁風)。と言う事で、今年も、お世話になりました。ありがとうございます。では皆さん、本当に、良い、お年を、お迎え下さい。それでは〜。
待て、コラ〜
いくら、長いのは読むのが大変って声が多いからって、これは、短かすぎでしょう。
すみません。さて、今年のラストスパート、様々な所のクリスマスイベントも順調です。正直、この時期は、もう成人式あたりの準備をしているので、クリスマス関係の話は自分ではピンと来ませんが、今年は、皆さん、どんなクリスマスを迎えますか。少しは景気も良くなっていると聞きますから、映画見て、美味しいディナーを、家族や大好きな人と食べたりして、素敵な一夜を過ごすのでしょう。普段、あまり、お金を使わない方も、少しはリツチに過ごしましょうね。お金は、使わないと入って来ない(これ自論)。まだ、予定が決まっていない方は、ホット・ファンタジーお台場とか、どうですか。イルミネーションは勿論、綺麗ですが、愛地球博で、凄く並んで大変だった冷凍マンモスが来てますよ。見逃した方、是非。感動しますよ。あとナンジャタウンでは、23日24日25日に通常のクリスマスイベント(3時クリスマス、ヒットパレード・5時スターライツ、ナンジャクリスマス・6時クリスマス、ファンタジー)に加えて、夜7時からカップル限定の素敵なセレモニーがございます。無料で、ホワイトツリーの前でツーショットの写真を撮れまして、可愛いフレームに入れてプレゼント。100組限定となってます。たぶん、20時半まで受けつけていると思います。是非ご参加ください。今は全国の、お取り寄せデザートの頂上決線、デザート・オブ・ザ・イヤー2005も、やっていて、プリン、チースケーキ、チョコケーキ、ロールケーキ、アイス、シュークリームなど、過去のデザート博覧会で人気だった各部門のベストテンが全て揃っています。ネットなどで、1時間で4千本も売れる、とろとろプリンの人気の立役者、ふらの牛乳プリンや、奇跡的に美味いロールケーキ、ルーローオーフリュイなどを始め、物凄く美味しい人気の商品が一同に集まっています。本当に、目移りする程、素晴らしい品揃え、人気投票もやっていて、大晦日にキング・オブ・デザートの発表もあります。餃子も新しい店を3店舗迎えて、全店舗が海老餃子対決をして盛りあがっています。さつきも書きましたが、12月31日は夜8時以降、翌4時ぐらいまで、楽しいイベント満載です。小野、大場は、勿論、夏、様々な所で盛り上げてくれた、小野プロメンバー多数登場。どうですか、皆で、ナンジャでカウントダウン、そして2006年の遊び始めをナンジャで。31日は、どうしても、予定が、と言う方も、今年、もう1回ぐらいナンジヤタウンに遊びに来て下さい。かなり、色々と、お得だったりします。
サッカードイツ・ワールドカップ、1次予選の組み合わせ出ましたね。楽しみ〜。色々と解説の方が言ってますが、小野は、とっても、いい相手だと思いますよ。6月12日、初戦のオーストラリアに2対0で勝ち、18日のクロアチア戦で2対1で勝ち、早々と決勝トーナメント進出決定、共に決勝トーナメント決定が決まっているブラジルは、決勝に、そなえて、少しメンバーを落す。よって22日のブラジル戦は、意外に善戦、ただ勝てる訳はなく、1対1で奇跡的に引き分ける。日本は、得失点差で、Fグループ2位で、決勝トーナメントへ、1回戦、イタリアと闘う。イタリアの鉄壁な守備とブラジル戦の疲れで、日本は、1対0で、惜しくも負けてしまう。結果、決勝は、ブラジル対イタリア。3対0でブラジル圧勝。MVPは、勿論、ロナウジーニョ。優勝のブラジルに負けなかったのは日本だけ。世界的に日本サッカーの評価があがる。こんな感じが、2006年、ドイツ・ワールドカップ、小野の予想です。あまりにも、贔屓目。こんなんだったら、嬉しいなぁ〜
ここの所の試写で見た映画ですが、「SAYURI」は、皆さんが言う程の作品ではないと思います。やはり、大雑把なアメリカ映画でした。アジアの役者が多数ハリウッド進出。と言うのが売りなのでしょうが、我々アジア人から見たら、どの役者も、他の作品の方が断然いいですもん。流石に、チャンチーは綺麗だし、クラウディアで、ご一緒した工藤さんの英語は本物でしたが。あっ吹き替え版って、上演してるけど、あれ、吹き替え版で見る意味あるのかしら。
「キングコング」が意外に面白かったです。ただ3時間を超える作品は正直、許せませんが、ロードオブリングの監督だからしょうがない。平気で3時間半の三部作なんて作っちゃう監督ですから。あれでも、相当、カットしたんだろうな。オールCGのコングの表情は中々。あらゆる所で、コング中心に描かれているのが、監督の思い入れを感じます。
「男達のYAMATO」は、確かに泣けますが、ああ言った戦争映画が、小野は反戦映画とは、やはり思えません。歴史に忠実だろうが、沢山の、お金をかけ、沢山の方が亡くなる映画、そんな娯楽ではない戦争映画の存在に、いまだに心が、ついていきません。まあ、時代劇とか、幕末物だって、戦争作品なんだと思いますが。命がけの設定は、物語に、するには簡単なのだと思ってしまう。そんな命がけを派手に、エンターティメントとして描く、う〜ん、なんとも言えん。ハリーやロード・オブとか、架空の魔法の世界とかだと、闘いも、なんとか見れるのですが。そう言えば、来年7月の次回スタジオ・ジブリ作品は、世界的に有名な魔法戦争物「ゲド戦記」だと聞きました。ましてや、監督は、大好きな宮崎さんの息子さんだとか、どうなるんでしょう。色々と心配。
「有頂天ホテル」文句なく面白いです。三谷さんの世界観満載。超豪華キャスト。これぞ、三谷ワールド。大晦日のカウントダウンを迎える前のホテルで起こるハプニング連続の2時間の出来事を、ほぼ2時間で見せる時間軸がシンクロした映画。何も考えなくて楽しい時間を過ごせる。そして、人間の窮地に追い込まれた部分を滑稽に楽しく描く、コメデイの理想。お見事。芝居の「12人の優しい日本人」も豪華キャストで、近く再演されるが、それも楽しみ。この作品、映画は、勿論、なんと初演から見ているが、いつ見ても本当に、完璧な作品。ただ、初演の三谷さんが出演していた作品が1番凄まじかった。あの人の演技、実は、小野の演技のバイブルかもしれない。気がつくと、いつも頭に、よぎってます。見せたいな〜三谷さんの演技。
音楽なんですが、今更、Def Techが、いいですね。事務所のBGMは、最近、こればつかり。癒される。和む。それでいて、熱くなる。聞いた事ない方、是非1度。
漫画で、またまた、面白い作品を見つけました。女性の方は、かなり知ってると思うけど「ハチミツとクローバー」。来年の夏、もう映画化が決定している青春コメデイ。登場人物が、個性的で、楽しい。ヒロインも不思議で可愛い。展開もワクワクする。笑いも、小野のツボ。いいですよ。本当。あんな、楽しいアパート物、近く構想を練っています。どこかで、発表します。ご期待下さい。
ドラマは、ダントツに「1リットルの涙」がスキ。原作を読んで、展開は分かっているのですが泣ける。つらい、せつない、病気って奴は、もう。同じ死をテーマにしていても、戦争映画とは、断じて違うと思うが、中には、戦争だって、その時代、闘いたいと思わなくても闘わなくてはならない若者がいて、その若者の死には、多くの者が泣いた。難病になった少女の闘いのドラマと同じじゃないかと言う方がいたが、違うと思う。これは、論争必死なので、今度また、どこかで。
他のドラマは、なんとか、「花より男子」「野ブタをプロデュース」だけは、その週に見ています。あとは、たまる一方です。期待が大きかった「危険なアネキ」は、どうも、森山君の表現が、いやな奴すぎて、好きになれない。美咲さんも、だんだん、う〜んって感じ。あと、この題名を見るたびに、危険なのは、アネキじゃなくて姉歯だよなって思ってしまう。
さて、その耐震強度偽造問題ですが、世間の対応や見解と小野は大きく違います。かなり、反感を買うかもしれませんが、書きます。
この事件は、天災ではなく、断じて人災です。いわば詐欺事件なのです。ただ、震度5で倒壊の恐れありですから、住民の緊急避難や解体は即座に国益を使って、すべきです。が、しかし、今、自治体が言っている、土地だけの評価価格でマンションを買い取り、解体、そして、新しいマンションを作り、それを分譲する。この時点での、公的資金導入も正直、同意出来ません。人災ですから、犯罪者がいるのですから。皆さん言う、犯罪者に支払能力がないから、国益投入って、ありえなくないですか。世の中、詐欺で泣いている方、山ほどいるんですよ。これからだって、手抜き工事で発覚する物件、一戸建ても含めたら、物凄く出てくる事になる、それの何処まで責任取るつもりなのか。ただでさえ、国は、大きな赤字を抱えている。それこそ、国にだって、支払能力ないですよ。あれも、分からない。本日の14日の証人喚問。みんな面白がって見るだろうけど、国会は立法の場です。裁判所じゃないのです。とんでもない犯罪者を擁護しているのではなく、容疑者の一部を呼び出し、槍玉に挙げる。そんなの可笑しいです。証人喚問には、黙秘権もないんですから。ある種、人権なんて保障されていない。そんな国、どこにもない。だいたい政治家と関りが噂されるヒューザーの小嶋社長が呼ばれていないのだって問題。みんな、司法の場で、しっかりと正しい事件解明をし、誰が悪いのか、責任は、何処にあるのかを、しっかり裁判所が明確にしなくては駄目です。国会は、そんな場所ではない。ましてや、正義の味方みたいな質問をする野党の政治家のパホーマンスに使われる証人喚問なんて、馬鹿げている。ちゃんと裁判して、姉歯は、いつから偽造して、どんだけの物件に介入しているのか、そして、誰の圧力で、そんな危険な犯罪を次から次へと、やってしまったのか。木村建設の木村社長や篠塚東京支店長、ヒューザーの小嶋社長、そして総研の内河所長が、どう関与して、どんだけ儲けていたのかを。警察が調べ追及し、そして裁判所が真実を明かにする。それから始めて、この手の犯罪が起こらないようにシステムを作る。そう法律を作る。それが国会の仕事なのです。今回の証人喚問は意味がないし、先進国がする事ではない。そりゃ捜査や、裁判は、時間がかかるから、緊急避難が必要な物件は、公的資金を使って、一時避難させる。現段階、85パーセントもの住民が避難していないと聞く。自治体の対応が違い納得しないから、今後が不安で避難できないと言うが、震度5の地震なんて、いつ来ても、おかしくないのですから、石原都知事の言う通り、即時、避難させなくてはいけない。4千万から5千万のローンを組んで、それを詐欺で、取られてしまったのだから、そうそう、納得がいかないのは分かります。ですが、危険なのは明白。まずは、避難です。
じゃ今後、住民は、どうするのか、まず今回の処置で1番、ふに落ちないのが、イーホームズや日本ERIの検査機関の罪も大きいが、その物件に評価価値を持ってローンを組んだ銀行は、なんにも、対応しないのか。
いいですか、今回の事件、分かり安く言うと、クリスマスプレゼントを大量に貰ったキャパクラ嬢が、金に困り、質屋に貰ったブランド品のバックを持っていく、しかも、しっかりと鑑定書付きのブランドバック。質屋が、それを担保に10万を貸す。しかし、そのバックは真っ赤なニセモノと分かる。鑑定書も偽造されていた。さあ、どうする。悪い奴は明白、ニセのバックを作ったり、鑑定書を偽造したりした奴ら。じゃ誰が、1番損をするか。そう質屋です。ただ、質屋は、バックを鑑定して、金を貸したのですから、当然、損をします。そう詐欺ですから。しょうがないと言うのは問題がありますが、騙されたんですから、損はします。これ現実です。想定内だろうが、想定外だろうが。
さて今回の事件、質屋が住民ですか?
違います。質屋は銀行なのです。住民は、ニセバックを持ってきた、何も知らないキャパクラ嬢。当然ニセバックは、欠陥マンション。そして、投与される公的資金は、まったく関係ない隣の店に来た客の金みたいな物。もしかしたら、その客が、キャパクラ嬢にバックをプレゼントした男の可能性はあるが、現段階は、まったくの他人。
つまり、問題発言かもしれませんが、今回、銀行にも損がないのが、可笑しくないですか。ここで提案。現段階の住民に破産宣告をさせる。そして、この住宅のローンの支払い義務を免除する。銀行は多大な損失だが、まあ、欠陥住宅を担保と認めたのだから、そんな事もあってしまう。身の危険のない銀行が、ゆっくりと検査機関を訴え、闘えばいい。被害住民は、破産宣告をしてしまい、今の法律では次のローンは組めない。そこで、国会が登場、国の特別処置として、危険物件と判断された住民には、破産宣告しても、住宅などに限り再度ローンを可能にする。破産宣告と言う色々なマイナス面は、かなり出てしまうが、2重ローンで苦しむよりはまし。あくまで、人災の詐欺に会ってしまったのですから、多少の損は、あってしまう。解体費用に、地震が起きて、マンションが倒壊したら、周りの最も関係ない住民に危険が伴うわけだから、国益を使うのは、我々も納得出来る。ですが、この人災に、由水の様に国益投入は、なるべく少なく、すべきだ。
どうでしょう、これって、まあ、小野の勝手な解釈と案なんだけど、とにかく、詐欺なのです。身の危険を退避したら、次は、割り切って、悪い奴が2度と、同じ事が出来ない様にシステムを作る。これが大事なのです。面白おかしく、報道している事に、惑わされないで下さい。自己責任だなんて言いませんが、その詐欺に関係した方たちの中に、まったく、損をしない方がいて、それなのに、国が、国民が、全体で損を、するのは、天災の時だけだと思うのです。今回の詐欺事件に、それをしてしまっては、阪神淡路の震災で、倒壊しても、公的資金は、解体費用に最大300万まで、立替には、一切使えないと言う、理不尽と思える現実に直面している被災者が、確実に納得いかないと思いませんか。
納得いかないと言えば、もう、やめてくれ、人殺し達。頼むから。なんの罪もない幼い子供達を殺すなんて事は、やめてくれ〜。何故、そんな事が出来るのだ。どんな理由でも許せない。いや、捕まっている奴の理由も、報道を読んでも、まったく理解出来ません。
たのむ。やめてくれ。これ以上、殺さないでくれ、狂った奴らよ。おまえ達に、小野は、何をすれば、こんな馬鹿な事を、やめてくれますか。教えてくれ、お願いだから。
愛する友人が、病気で、この世を去る場面に出会っても、あんなに辛いのに、愛する我が子を、意味の分からない理由で殺されてしまった親御さん達の心境は、想像を絶する。なんて言ったらいいか。言葉が出ない。
お願いです。殺さないで。お願いですから。
殺意という感情を、抹殺出来る薬はないのでしょうか。
もしかしたら、その薬、我々が作れませんか。
娯楽を愛し、娯楽を作る我々が、頑張れば、笑顔になり、殺意なんて、吹き飛ばす事が出来ますか。
我々に出来る事は、少しかもしれませんが、微力ながら、頑張ります。そして、
来年は、いや、今後、あんな事件が、2度と起こらない事を心から祈り、世界中の平和と笑顔を目指し、新年を迎えたいと思います。
多くの悲しみを持った者は、多くの喜びを手にする権利がある。
笑顔になれます。きっと。笑顔にします。きっと。
我々が命がけで…


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