2006/12/8
自分の命 |
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ダンナさんのお父さんが亡くなった。
去年の秋に脳梗塞で車椅子の生活を余儀なくされて ついでに口までまともに利けない状態に。
それから半年、家ではとても見れない環境だったので その手の施設に入ってもらった。頭はしっかりしていても 口が思うように言葉を吐けないから、様子を見に儀母と一緒に 行けば、顔をこわばらせて怒鳴り散らした。
子供たちでさえ、以前を知っていたから、その変貌振りに 狼狽して傍にも寄り付かない。当然、見舞いにも行きたが らない。憤りに可哀想だとは思ったが、これでは…
プライドが高い人だったから、今の自分が嫌だったのだろう。 考える事は出来るのに動かない足と告げられない口に 嫌気や情けなさが勝ってしまったのか。
半年くらいしか経たないで、義父は自分で自分を抹消した。
残された私達は、その突然さに言葉も無い。自分を殺す力が 残っているなら、残りの生き方を貴方の妻と言い合えば 良かったじゃないか。
我儘三昧して、周りに自分のやるせなさをぶつけて欲しかった。 勝手に決めて、勝手に死んじゃった。 脳梗塞で生きてただけでも良かったと話していたばかりなのに。
これでどうにもならないと思ってしまったのか。 亡き義父に聞くことはもう無いけれど、老いて友達も無く、 話をする妻も傍に居ない所で、誰にも語らずに死んでしまった 貴方を私は、自分が死ぬ時まで忘れる事は無いんだろう。 |
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